粉体は食品や医薬品から工業製品まで非常に多くの業界で使用されています。本ウェビナーでは、粉体物性評価法の概論、そして粒子径測定、粉体流動性、水分吸脱着測定について解説します。各ウェビナー毎にご参加いただけます。
▶ 【参加費】無料
Day1 12/15(水)14:00-15:40
粉体の性質/物性および流動性の評価
前半は、粉体の特性、粉体物性評価の概要を広く解説します。後半は流動性についてです。ハンドリング性や、製品品質、貯蔵等にかかわる流動性は、粒子径や密度などいろいろな因子が複合的に関連する特性です。標準的な評価方法から応用法まで紹介いたします。前半のみ、後半のみの参加も可能でございます。
14:00~ 「粉体の性質と物性評価」
- 粉体の性質、さらされる環境
- 粉体の物性評価 (粒子径、密度、水分量、濡れ性、付着性等)
14:40~ 「粉体流動性の標準から応用評価」
- 粉体挙動について
- 標準法(タップ密度、Carrの指数、オリフィス流出速度等)
- プロセスに沿った評価法 (回転ドラム式、せん断式、一軸圧密式)
- 食品、製薬、トナー、3Dプリンタなどの事例
Day2 12/16(木)10:00-11:00
粉体の粒子径測定
粒子径測定にはどのような手法があって、どのように選べばよいのか。レーザー回折と画像解析法を中心に、原理ごとの問題点や特徴についてお話します。さらに、セラミック粉末などの粉体のアプリケーション事例をご紹介します。
- 一般的な粒子径評価法について
- レーザー回折式 Bettersizer2600の特徴と粉体の測定例
- 画像解析式 XPTの特徴と測定例
Day2 12/16(木)11:30-12:00
粉体、錠剤の水分吸脱着測定
粉体の水分吸脱着評価は貯蔵安定性において重要な項目です。水和、結晶構造変化をする条件確認にも使用されております。製薬の事例を中心に取り上げます。
- 水分吸脱着測定について
- proUmid社 多検体水分吸脱着測定装置の特徴
- 水蒸気透過度評価について