バッテリー・電池の性能を改善するための粒子評価と分散技術について、6つのテーマでご紹介します。
<セッション1>2024年12月17日(火)13:00-13:50
基礎からわかる!電池材料の粒度分布・ゼータ電位測定
~ナノサイズからマイクロサイズまで~
バッテリースラリーの評価において、粒子径測定は重要な項目の一つです。本ウェビナーでは、粒子径測定の基本となる動的光散乱法、レーザ回折/散乱式と動的画像解析法について解説し、電池材料への応用についてもご紹介いたします。
—アジェンダ—
・電池材料と粒子径
・粒子径測定原理(動的光散乱法、レーザー回折法、画像解析法)
・測定事例ご紹介
・Q&Aセッション
<セッション2>2024年12月17日(火)14:00-14:50
バッテリースラリーの粒子径・ゼータ電位・安定性の原液評価手法
~超音波方式・画像解析・マルチ散乱技術による物性評価~
バッテリースラリーの分散評価は安定的で高品質な電極製造のために重要なパラメータです。しかし、ほとんどの分析装置は希釈して測定します。本セッションでは希釈することなく原液でバッテリースラリーの分散性、安定性を評価できる手法及びその測定事例をご紹介します。
—アジェンダ—
・超音波方式による粒子径・ゼータ電位・レオロジー測定
・画像解析によるinsitu粒子径測定
・マルチ散乱技術による分散性、安定性評価
・Q&Aセッション
<セッション3>2024年12月17日(火)15:00-15:50
バッテリースラリーの原液状態での分散性・ぬれ性評価
~TD-NMRを活用した原液状態での実用測定~
バッテリースラリーの分散系は複数の成分・高濃度・高粘度の場合が多くあります。これらを希釈して測定すると、本来の分散状態と異なる恐れがあります。
本セッションでは希釈することなく原液でバッテリースラリーの分散状態を評価できる手法及びその測定例をご紹介します。
—アジェンダ—
・原液評価の重要性
・TD-NMRの原理及び装置の紹介
・TD-NMRによる評価事例
・Q&Aセッション
<セッション4>2024年12月18日(水)13:00-13:50
電池材料粉体の流動性評価と評価事例
電極はカーボン等の粉体で構成されており、粉体の物性や流動性を正しく把握することは、操業性、製品性能の改善に寄与します。本セッションでは、電池材料粉体をメインに取り上げ、流動性評価法、評価事例を解説します。
—アジェンダ—
・粉体挙動と粉体物性評価の重要性
・タップ密度等の標準法や、実践的な流動性評価法
・電池材料の評価事例
・Q&Aセッション
<セッション5>2024年12月18日(水)14:00-14:30
集束超音波式技術を用いた粒子分散溶液の分散処理
集束超音波技術を用いた分散処理事例についてご紹介します。
カーボンやニッケルをはじめとした電池材料・バッテリースラリーの分散性ならびに分散安定性向上が求められております。本技術では界面活性剤を使用することなく、従来の分散処理方法に比べて有効性の高い分散処理を行うことが可能です。
本ウェビナーでは原理や特徴をご説明したのちに、実際の電池材料で使用されている処理事例をご紹介します。
—アジェンダ—
・超音波とは
・集束型超音波処理の原理
・他の超音波式分散処理との違い
・カーボン粒子の分散処理事例
・Q&Aセッション
<セッション6>2024年12月18日(水)15:00-15:30
バッテリー研究用各種電気化学試験評価装置の紹介
3極電極測定は新しいバッテリーを開発する最も効率的な手法です。電気化学評価を行うための汎用的なモジュール式セルテストシステムに加え、in-situテストセルでラボで膨張率測定や光学観測可能なセルについてもご紹介します。
本セッションではEL-CELL社のバッテリー評価における種々の革新的な製品をご紹介します。
—アジェンダ—
・電気化学評価の概要
・電気化学試験用製品、電気化学膨張計、光学観測用セルの紹介
・電気化学試験評価事例
・Q&Aセッション
【言語】
日本語
【参加費】
無料