ドロップボリューム式動的界面張力計 DVT50
- 概要
- 特徴
- 仕様
- 導入事例事例
液液の界面張力測定はプレート法やペンダントドロップ法が一般的ですがいずれも静的測定や簡易的な経時変化測定のみに対応している方法で界面形成直後のダイナミックな界面張力の変化をとらえることはできません。特に乳化系など急速に界面張力が低下する系ではプレート法やペンダントドロップ法では界面張力が低下してしまった後の状況しか評価することができません。
それらのダイナミックな界面張力の変化を追う方法としてドロップボリューム法があります。これは水中に挿入したキャピラリの先に油滴(あるいはその逆)を作り、液滴がキャピラリから離脱するときの体積から界面張力を計算する方法で、界面形成速度を変えながら測定を行えるため、界面形成時間も議論に含めた動的界面張力測定が可能となります。
応用で気液でも測定できるため簡易的な動的表面張力計としても使用可能な万能機です。
- 特徴
- 仕様
測定範囲:0.1 ~100mN/m
分解能 :0.001mN/m
再現性(45mN/mでのRSD):<0.2%
ポンプ流量(500μlシリンジ使用時):0.27~660μl/分
温度範囲:-10~90℃(温調には循環水槽が必要です)
所要電源:100Vac 50/60W 10W (PC、循環水槽除く)
サイズ・重量:W240 x D280 x H455mm 13kg
測定項目:動的表面張力・界面張力測定(ドロップボリューム法)
一定界面寿命での表面張力・界面張力測定(一定流量測定)
- 導入事例
- 化学品(液体)、界面活性剤の品質管理、評価(化学工業、石油工業、医薬品、化粧品、洗剤、食品、バイオ等)
技術情報 Technical information
関連情報 Related information
ニュース リリース |
|
---|---|
展示会・ セミナー |
|
関連製品 |
|