液体誘電率計 Model 871
- 概要
- 特徴
- 仕様
- 導入事例事例
純粋な液体の誘電率を文献値から入手する事は簡単ですが、混合溶媒の誘電率を文献で調べても、ほとんど記載されていません。
本装置では、ほとんどの混合溶媒の誘電率を直接測定することが可能です。
- 特徴
特 徴
- 純水から無極性溶剤までの誘電率測定が可能
- 混合溶剤の誘電率を精度良く測定し、ゼータ電位の計算精度アップ
- 純水による簡便な校正機能有
- 高い測定精度±2% (CRC Hand Book 文献値基準)
- 簡便な操作性
- 洗浄しやすいセンサーオープン構造
誘電率の温度依存性
引用:CRC Handbook of Chemistry and Physics, 73rd Edition, Boca Raton,1992
AD変換器(オプション)
構成内容
- AD変換器
- ソフトウェアー(英語)
- Pt温度センサー(テフロン被覆)
できるとこと
- 測定誘電率値のパソコンへ記録
- 温度同時測定
- 誘電率の温度補正近似式算出(常に同じ温度で誘電率値表示可能)
- 測定データのエクセル形式保存及び出力可
- 仕様
測定原理 | 二重円筒管電流測定(周波数10kHz) |
測定レンジ | 1~20及び1~200 |
試料導電率 | レンジ1~ 20:最大1μS/cm、レンジ1~200:最大10μS/cm |
測定温度 | 22~58℃ |
測定精度 | ±2% |
再現性 | ±0.2% |
直線性 | ±0.2% |
サンプル量 | 約42 mL |
センサー材質 | SUS316、テフロン及びナイロン |
電源 | 100V, 50/60Hz, 10W |
寸法 | 本体 約20(W)×25(D)×9(H)cm |
- 導入事例
納入実績
- 各種混合溶媒
- セラミックスラリーの分散媒
- インクの分散媒
- 電解液
- モノマー
- 高分子溶液
- 香料
- オイル
- 非水系ゼータ電位測定用パラメータとして
各種溶媒の測定例
871セットアップ及び取説