コーティングジャパン出展を記念し、深堀ウェビナーを開催します。第一弾は、インク・塗料を取り上げ、粒子径評価、分散安定性評価、濡れ性評価など「原料の分析」から「プロセス管理」、「最終製品の試験・改良」につながる評価法と事例をご紹介します。
▶ 【定員】 各セッション200名
▶ 【参加費】無料
当日不参加で、後日録画を視聴希望の際は、下記より該当ウェビナーにお申し込みの上、登録フォームのコメントに「後日録画視聴希望」とご記入ください。
1-1. 5/18(水) 10:30-11:10
インク(原料)の粒子径評価
インク粒子の大きさは、着色効果や作業性に影響を与え、また色調、耐光性などにも大きく関わります。
本セッションでは、インク、顔料の粒子径測定方法と測定例を紹介します。目的に応じた最適な粒子径測定方法を説明します。
【トピックス】
- 幅広いレンジを簡単に測定できるレーザー回折散乱法、動的光散乱法と顔料測定例
- より高分解能なディスク遠心沈降法とインク測定例
- 粗大粒子検知のための画像解析法とインク測定例
1-2. 5/18(水) 13:30-14:30
インク(原料)の分散性評価
インクなどの濃厚系粒子分散溶液は希釈せず原液状態(濃厚状態)で分散性を評価する必要があります。
本セッションでは原液状態の分散性評価に優れたTD-NMRと粒子径・ゼータ電位測定装置について事例とともに紹介します。
【トピックス】
- 原液評価の重要性
- TD-NMRの原理及び装置の紹介
- TD-NMRによる評価事例
- 粒子径・ゼータ電位測定装置の原理及び装置の紹介
- 粒子径・ゼータ電位測定装置による評価事例
1-3. 5/18(水) 15:00-15:50
インク(原料)の分散性安定性評価
光散乱の手法を使った原液での分散安定性評価の方法、ならびにそれを応用した分散性と再分散性の評価方法について紹介します。
【トピックス】
- インクの分散安定性アプリケーション:酸化チタン沈降など
- 分散評価モジュールによる分散剤や濃度の評価
- 再分散の手法のご紹介
2-1. 5/19 (木)10:30-11:20
インクの粘度・レオロジー評価
高せん断条件での粘度挙動評価方法、ならびにゼロせん断でのレオロジー特性評価によるアプリケーションを紹介します。
【トピックス】
- 高せん断条件での評価を可能とする粘度測定方法
- ブラウン運動の観察によるレオロジー特性評価法とその応用アプリケーション
2-2. 5/19 (木)13:30-14:10
インクのぬれ性評価
~インクにおけるコーティングのぬれ性評価~
表面張力や接触角によるインクのぬれ性評価について、基礎や評価手法、分析装置に加えて、アプリケーション事例も紹介します。
【トピックス】
- 表面張力・接触角・表面自由エネルギーの基礎
- 評価手法と分析装置
- コーティング評価のアプリケーション事例
2-3. 5/19 (木)14:30-15:20
コンバーティングにおける浸透、乾燥工程評価の独自アプローチ
インク、塗料が印刷等のコンバーティングをされる際の濡れ、浸透そして乾燥工程の評価に適した特徴のある分析装置を紹介します。標準法や目視判断よりも詳細で、役立つ評価をお考えの方へ。
【トピックス】
- 動的な浸透性評価装置PDA
- 印刷操業性、インクジェットインク、印刷紙の浸透評価事例
- 乾燥工程評価装置とコート液などの乾燥評価事例
コーティングウェビナー第二弾は6月22日(水)、23日(木)に「フィルム」の評価・試験をテーマに開催します。詳細はこちら