コーティングジャパン出展を記念し、深堀ウェビナーを開催します。第2弾は、フィルム・シートを取り上げ、粒子特性評価、構造解析、表面自由エネルギー評価、バリア性評価、耐光性試験、外観評価など「原料」から「最終製品の試験・改良」につながる評価・試験と事例をご紹介します。
▶ 【定員】 各セッション200名
▶ 【参加費】無料
当日不参加で、後日録画を視聴希望の際は、下記より該当ウェビナーにお申し込みの上、登録フォームのコメントに「後日録画視聴希望」とご記入ください。
1-1. 6/22(水)10:30-11:10
フィルム添加剤(フィラー)の粒子特性評価
フィルムに入れるフィラーはその大きさ、形状、種類によってフィルムの物理的な特性、機能性に影響します。
このようなフィラーの粒子径・分布・形状及び表面特性評価装置を紹介します。
【トピックス】
- フィラーの役割と目的
- フィラーの特性評価の重要性
- フィラーの評価装置のご紹介
1-2. 6/22(水)13:30-14:10
フィルムの構造解析(小角X線散乱法)
高分子微小領域におけるナノレベル構造解析として小角X線散乱(SAXS)装置を用いたアプリケーション事例を紹介します。さらに、X線CTとSAXS測定を融合させた新技術についても説明します。
【トピックス】
- フィルムを加熱冷却した際の相転移の挙動
- 結晶性高分子の注入箇所によるラメラ配向の相関性
- イメージングSAXSによる局所的なTiO2濃度差の把握
1-3. 6/22(水) 14:30-15:10
フィルムの表面自由エネルギー評価
接触角や表面自由エネルギーによるフィルムのぬれ性評価について、基礎や評価手法、分析装置に加えて、アプリケーション事例も紹介します。
【トピックス】
- 接触角と表面自由エネルギーの基礎
- 評価手法と分析装置
- フィルム評価のアプリケーション事例
2-1. 6/23(木)10:30-11:10
フィルムのバリア性評価
フィルムのバリア性は食品・飲料・薬剤の保存安定性に重要な指標です。最新の酸素透過率・水蒸気透過率の評価方法、成型された包材内のガス置換率の評価法について解説します。
【トピックス】
- 等差法、等圧法
- 非接触酸素測定
- 微小空間の酸素測定
2-2. 6/23(木)13:30-14:10
フィルムの耐候性試験
耐候性試験の概要とフィルム等の製品になぜ耐候性試験が必要なのかを紹介します。主に外装フィルムコーティング評価などに用いられる具体的な試験方法SAE J2527やASTM D7869についても解説します。
【トピックス】
- 耐候性試験の概要
- 自動車外装フィルムコーティングSAE J2527試験
- 最新のフィルム等外装剤ASTM D7869試験
2-3. 6/23(木) 14:30-15:20
フィルム・シートのヘーズ・外観評価と寸法変化
外観評価ではフィルムの透過度、ヘーズの標準評価法と、距離依存ヘーズやうねり等の評価も可能な最新の外観評価装置を紹介します。また、寸法変化では動的でプロセスに合う評価法を紹介します。
【トピックス】
- 透過度、ヘーズ評価法
- 最新のヘーズ、外観評価と装置
- 濡れ、加熱状態における動的な寸法変化測定と装置