バッテリー・電池の評価について、6つのテーマでご紹介します。
<セッション1>11/15(水)13:00-13:50(約50分)
バッテリー・電池材料の粒子径評価
バッテリー・電池材料の粒子径分布は電池性能や安全性能に影響します。粒子径分布を調整し、正しく計測することで最適化することができます。本セッションでは粒子径計測の基礎とバッテリー、電池材料の測定例をご紹介します。
—アジェンダ—
・幅広いレンジを簡単に測定できるレーザー回折散乱法と測定例
・ナノ粒子の高分解能測定に最適なディスク遠心沈降法と測定例
・粗大粒子検知のための画像解析法と測定例
<セッション2>11/15(水)14:00-14:50(約50分)
バッテリースラリーの粒子径・ゼータ電位原液評価
バッテリースラリーは複数の成分で構成されており、高濃度・高粘度スラリーです。これを希釈して測定すると、本来の分散状態と異なる恐れがあります。本セッションでは希釈することなく原液でバッテリースラリーの分散状態を評価できる手法及びその測定事例をご紹介します。
—アジェンダ—
・超音波方式による粒子径・ゼータ電位・レオロジー測定
・画像解析によるinsitu粒子径測定
<セッション3>11/15(水)15:00-15:50(約50分)
バッテリースラリーの分散安定性評価
電極スラリーは高濃度分散であり評価が難しいことで知られていますが、凝集など分散の不安定化を起こすことで電極の機械的特性を変化が起こることが知られており、濃厚状態での評価が求められています。本セッションでは濃厚状態での分散安定性を評価できる手法、ならびに測定事例をご紹介します。
—アジェンダ—
・電池スラリーにおける分散安定性の重要性
・濃厚分散液の分散安定性の評価手法について
・測定事例のご紹介
<セッション4>11/16(木)13:00-13:50(約50分)
電池材料粉体の流動性評価
電極はカーボン等の粉体で構成されており、粉体の物性や流動性を正しく把握することは、操業性、製品性能の改善に寄与します。本セッションでは、電池材料粉体をメインに取り上げ、流動性評価法、評価事例を解説します。
—アジェンダ—
・粉体挙動
・タップ密度等の標準法や、実践的な流動性評価法
・電池材料の評価事例
<セッション5>11/16(木)14:00-14:50(約50分)
濡れ性評価によるバッテリー性能の改善とその分析手法
バッテリーを構成する電解液、セパレーター、電極、集電体の間には様々界面が存在しており、それらの界面の濡れを最適化することはバッテリー性能の向上や製造工程の効率化に繋がります。本セッションではバッテリーと濡れの関係とその分析手法、装置についてご紹介します。
—アジェンダ—
・バッテリーと濡れの関係
・接触角計や表面張力計を使用した分析方法
・バッテリー素材の評価事例
<セッション6>11/16(木)15:00-15:50(約50分)
バッテリー研究用各種電気化学試験評価装置の紹介
3極電極測定は新しいバッテリーを開発する最も効率的な手法です。電気化学評価を行うための汎用的なモジュール式セルテストシステムに加え、in-sitテストセルでラボで膨張率測定や光学観測可能なセルについてもご紹介します。
本セッションではEL-CELL社のバッテリー評価における種々の革新的な製品をご紹介します。
—アジェンダ—
・電気化学評価の概要
・電気化学試験用製品、電気化学膨張計、光学観測用セルの紹介
・電気化学試験評価事例
【言語】
日本語
【参加費】
無料