自動車製造における評価・試験・素材について、9つのテーマでご紹介します。
<セッション1>2/14(水)11:00-11:40(約40分)
EVシャシーおよびパワートレインのボルト接合部の改善
3M™ フリクションシムは自動車設計の問題に対するソリューションとして、世界中の自動車メーカーで2億5千万以上の実績があります。
ボルト接合部に使用することで、緩みなどの不具合発生リスクを軽減し、また接合部がより強固になることで、軽量化やオーバーエンジニアリングの防止、NVHの低減に寄与します。
本ウェビナーでは製品のご紹介とともに、自動車用途やモデリングを活用した耐せん断力向上の事例を解説します。
—アジェンダ—
・3M™ フリクションシムとは?
・自動車向けアプリケーションの紹介
・モデリング活用事例
<セッション2>2/14(水)13:00-13:50(約50分)
耐候性試験の概要
自動車に関わらず日常のあらゆるモノは光、温度、水などを原因として経年劣化を起こします。本ウェビナーでは耐候性の基礎に関する内容、促進耐候性試験について、解説します。さらに、世界的にグローバルスタンダードで低ランニングコスト・メンテナンス性に優れたQ-Lab社の耐候性試験機についてご紹介します。
—アジェンダ—
・耐候性の基礎
・キセノンランプ式耐候性試験とは
・紫外線蛍光ランプ式耐候性試験とは
・Q-Lab社製耐候性試験機の紹介
・Q&A
<セッション3>2/14(水)14:00-14:50(約50分)
自動車向け腐食試験/塩水噴霧試験の最新の傾向
自動車における腐食は様々なパーツに損傷を与え、大きな損害となります。本ウェビナーでは、自動車の腐食の基礎(腐食の原因、現象、種類など)、屋外腐食試験に関する概要、試験機を用いた促進試験の概要を解説します。また、近年の腐食試験の海外情報含むトレンド、複合サイクル腐食試験規格の設計と性能について説明し、Q-Lab社の腐食試験機Q-FOGについてご紹介します。
—アジェンダ—
・自動車腐食の概要
・屋外腐食試験
・サイクル腐食試験における近年の発展
・近年のサイクル腐食試験法とQ-FOGの紹介
・Q&A
<セッション4>2/14(水)15:00-15:50(約50分)
自動車製造に不可欠な表面改質と濡れ性評価事例
自動車外装・内装資材には、コーティング液との濡れ性や材料同士の接着性の向上を目指して、様々な表面処理(プラズマ処理、プライマー処理など)が行われるため、これらの工程における濡れ性(表面改質)評価は適切なコーティング(プライマー含む)液や表面処理強度の選定のために重要となります。
本ウェビナーでは、濡れ性(表面改質)の評価を定量化するための基礎知識(接触角、表面自由エネルギー)に加え、自動車外装・内装資材の表面処理前後における濡れ性(表面改質)の評価事例およびその評価装置についてご紹介します。
—アジェンダ—
・接触角と表面自由エネルギーの基礎
・自動車製造において表面改質が重要な理由
・自動車内装資材における、フレーム処理の表面改質評価
・自動車外装資材における、最適なコーティング液(プライマー)の選定
・接触角&表面自由エネルギーの評価装置
・Q&A
<セッション5>2/14(水)16:00-16:40(約40分)
光沢、ヘーズ、+αの次世代外観評価
自動車外装の光沢性は製品印象に直結する重要な項目です。ハンディで多角度測定・反射ヘーズ測定が可能な装置や、小部品、曲面にも対応可能な光沢計をご紹介します。さらに、自動車ガラスやコート用透明シートの外観評価で使用されるヘーズ測定、および、ヘーズ評価のみでは表現し切れないケースのために、鮮明性、うねり評価も可能な次世代の測定装置をご紹介します。
—アジェンダ—
・光沢とは
・Rhopoint 光沢計
・ヘーズとは
・ヘーズ+α評価が可能なRhopoint ID
・光沢計の実演
・Q&A
<セッション6>2/15(木)13:00-13:30(約30分)
自動車部品、潤滑油、添加剤の研究開発に最適な摩擦摩耗試験機のご紹介
自動車業界において、製品性能、燃費、耐久性の向上を追求するうえで、摩擦摩耗評価は大きなウェイトを占めます。そのため、信頼できる装置によるデータ蓄積が重要です。そこで、今回は昨今のトレンドも交えながら、当社より摩擦摩耗、疲労評価に関する最新型の摩擦摩耗試験機をご紹介します。
—アジェンダ—
・自動車関連の摩擦摩耗、疲労評価の課題
・弊社取り扱いの摩擦摩耗試験機の特徴
・疲労評価用、新発売製品の紹介(動画含む)
・Q&A
<セッション7>2/15(木)14:00-14:30(約30分)
EVフルード用試験装置Tan EV CDTの紹介と試験事例
TANNAS社新製品、導電物質形成評価試験機Tan EV CDTの紹介及びEVフルードや基油、添加剤が電気回路に及ぼす影響に関して、本装置で検証した実験データをご説明します。
—アジェンダ—
・アメリカでのEVフルード向け分析項目の概要
・Tan EV CDT紹介
・Tan EV CDTでの実験データの紹介
・Q&A
<セッション8>2/15(木)15:00-15:50(約50分)
自動車車体や部品へのマーキング(刻印)の事例紹介
自動車車体、自動車部品のトレーサビリティとして使用されるマーキング(刻印)について、海外での動向や具体的な刻印方法についてご説明します。また、レーザーを用いたクリーニングや剥離に関しても事例をご紹介します。
—アジェンダ—
・SIC MARKING社の紹介
・自動車車体製造におけるトレーサビリティ用途のマーキング事例
・自動車部品(パワートレイン、モーターバッテリーなど)へのマーキング事例
・レーザークリーニング(剥離)の概要と事例
・Q&A
<セッション9>2/15(木)16:00-16:30(約30分)
携帯型X線分析器による自動車部品の材料判別事例
自動車には金属材料、樹脂、ゴム、ガラスなど様々な部品が使用されますが、重大な欠陥とそれに伴うコスト発生を防ぐためには、受入検査・出荷検査・製造等の各フェーズにおける品質管理が必要不可欠です。従来、自動車部品のベンチマークで使用する金属成分分析は、据置型・卓上型が使われてきましたが、本ウェビナーでは、前処理なしで三次元の形状のまま現場で測定可能な「携帯型X線分析器」を用いて、シリンダブロック、ブレーキパッド、シートベルト等の測定事例をご紹介します。
—アジェンダ—
・蛍光X線分析の原理
・ブレーキパッド、シートベルト、クロスカービームなどアプリケーション事例
・携帯型金属成分分析器の概要
・Q&A
【言語】
日本語
【参加費】
無料