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【2/26~28開催ウェビナー】粒子分散の最前線~評価法から処理技術まで徹底解説~

会場

オンライン開催(三洋貿易主催 Zoomウェビナー)

会期
概要/
出展製品

粒子分散の評価法から処理技術まで、8つのテーマでご紹介します。

<セッション1>2/26(水)13:00-13:50(約50分)
粒子分散の基礎と評価法

分散液はさまざまな分野で幅広く活用されており、微粒子の分散状態の良否は生産性や製品性能に大きな影響を及ぼします。そのため、分散状態を正確に把握することが極めて重要です。本ウェビナーでは、分散状態の基礎やそれに影響を与える要因、一般的な評価手法について幅広くご紹介します。

—アジェンダ—
・分散とは
・粒子分散系に関与する因子
・一般的な評価方法
・Q&Aセッション

<セッション2>2/26(水)14:00-14:50(約50分)
ゼータ電位の基礎と測定方法

ゼータ電位とは、液中に分散する粒子の表面電位を指し、粒子の凝集しやすさを評価する重要な指標です。本ウェビナーでは、ゼータ電位に関する基礎知識や主要な測定原理について、関連する測定装置や具体的な事例を交えながらご紹介します。

—アジェンダ—
・ゼータ電位とは
・ゼータ電位測定原理
・ゼータ電位測定装置の紹介
・測定事例紹介
・Q&Aセッション

<セッション3>2/26(水)15:00-15:50(約50分)
画像解析を用いた粒子分散系評価

画像解析を活用した粒子評価は、粒子径分布を個数ベースで取得できることや、粒子形状の詳細な評価が可能であることから、近年ますます需要が高まっています。粒子形状は、粉体の流動性や充填性に加え、研磨性や磁気特性など製品性能に大きく影響を及ぼすため、製品の性能向上において重要な評価項目となります。弊社では、静的解析、動的解析、インライン測定など多様な画像解析式粒子径評価装置を取り扱っており、その特徴や評価事例について詳しくご説明します。

—アジェンダ—
・画像解析式粒子径評価の基礎
・静的画像解析 粒子解析装置 BeVisionシリーズご紹介
・動的画像解析 粒子解析装置 XPTご紹介
・レーザー回折散乱+動的画像解析 Bettersizer2600ご紹介
・プローブ式画像解析装置 SOPATご紹介
・Q&Aセッション

<セッション4>2/26(水)16:00-16:50(約50分)
吸入製剤(経肺・点鼻剤)の粒子径評価

吸入製剤の設計においても、粒子の分散状態は極めて重要な要素となります。特に、吸入製剤のように呼吸を通じて人体に取り込まれる粒子の評価には、空気動力学的粒子径の測定をはじめとする特有の評価手法が求められます。本ウェビナーでは、基本的な粒子径評価方法から、人間の呼吸を高度にシミュレート可能な先進的試験システム、さらにはリアルタイム粒子径測定システムまで、幅広い試験装置をご紹介します。

—アジェンダ—
・吸入製剤試験の基本的な考え方と試験法
・点鼻剤試験装置ラインナップ
・IVIVCシステムのご紹介
・「呼吸シミュレーション+リアルタイム粒子径測定装置」のご紹介
・Q&Aセッション

<セッション5>2/27(木)13:00-13:50(約50分)
濃厚スラリーの粒子径・ゼータ電位の原液評価

実用系のスラリーの多くは、単純に溶媒と粒子だけが混合したシンプルな系ではなく、粘度の調整や分散性、機能性を向上させるために複数の添加剤が含まれています。これらは最適化された分散系を形成していますが、希釈して測定を行うと、ソルベントショックなどによって分散状態が変化する可能性があります。超音波方式の粒子径・ゼータ電位測定装置は、スラリーを希釈することなく原液のままで粒子径やゼータ電位を評価できる点が特長です。本ウェビナーでは、この測定装置の基礎原理から応用事例(オンライン測定を含む)に至るまで、幅広くご紹介します。

—アジェンダ—
・原液状態で分散評価の重要性
・超音波方式粒子径・ゼータ電位の測定原理
・測定事例
・オンラインへの応用
・Q&Aセッション

<セッション6>2/27(木)14:00-14:50(約50分)
濃厚スラリーの分散性(濡れ性)の定量評価

インク・塗料といった濃厚系分散溶液では、希釈を行うと実際の分散状態が変化してしまうため、原液の状態を維持したまま測定することが求められます。TD-NMRは溶液の濃度に依存せず、分散性や濡れ性を評価できる手法であり、インクや塗料の分散・凝集状態を把握するために最適です。本ウェビナーでは、TD-NMR評価装置を活用した分散性および濡れ性の評価について、その基礎原理から具体的な評価事例まで幅広くご紹介します。

—アジェンダ—
・原液評価の重要性
・TD-NMRの原理及び装置の紹介
・TD-NMRを用いた分散性・濡れ性評価の評価事例
・Q&Aセッション

<セッション7>2/27(木)15:00-15:50(約50分)
集束型超音波式ナノ乳化・分散機DEBREXの原理紹介と分散処理事例の紹介

最新の分散処理技術である集束型超音波処理技術についてご紹介します。この手法は、従来のバス型やホーン型超音波処理装置と比較して、試料全体を均一に処理できるだけでなく、より微細な粒子径への分散を実現します。
「DEBREX」は、分散系の中心に超音波エネルギーを集中させる集束型超音波システムを採用しており、卓越した分散処理を可能にします。さらに、超音波処理後の粒子分散溶液は安定性に優れ、相分離や沈降が発生せず、持続的な安定性を維持します。この技術は、環境負荷の少ない分散プロセスとして、さまざまな分野での利用が期待されています。
本ウェビナーでは、集束型超音波式ナノ乳化・分散機「DEBREX」の原理や特徴、さらに具体的な分散処理事例について詳しくご紹介します。

—アジェンダ—
・集束型超音波処理の原理
・他の超音波式分散処理との違い
・DEBREXの紹介
・粒子分散溶液の分散処理事例
・Q&Aセッション

<セッション8>2/28(金)14:00-14:50(約50分)
分散安定性とその評価法

分散系の安定性は、製品性能や品質を左右する重要な要素です。本ウェビナーでは、分散安定性を構成する「粒子径の安定性」と「粒子移動の安定性」という2つの側面をわかりやすく解説し、その評価手法を深掘りします。特に、マルチ光散乱方式の安定性評価装置に焦点を当て、その原理や特長、実際のアプリケーション事例を交えてご紹介します。

—アジェンダ—
・分散安定性とは
・マルチ光散乱を使った安定性評価の原理と装置
・測定事例
・Q&Aセッション

【言語】
日本語

【参加費】
無料