学ぶ・知る

レンズ 耐候性試験

屋外での紫外線や雨水、結露に対して耐候性はありますか?

An old brass telescope that was once used by a man who operated an opening bridge, the Spit bridge in Sydney, Australia.

Q-Labはレンズ向けの耐候試験機器(ウェザーメーター)および試験サービスにおいて、世界をリードする存在です。レンズ業界では、製品が屋外の太陽光、水にさらされる場面がかなり多く、耐候性評価が商品の品質を定めるにあたって非常に重要です。屋外環境のようなUV照射、結露条件下ではレンズ表面のクラッキング、黄変、コーティングのはがれ等の劣化を起こしやすい環境です。結果的に製品の色あせや強度が弱くなり商品としての適性を損ねることにつながります。多くのレンズ物質は光エネルギー、水に対して高い反応性を示すため、製造業者にとって、光暴露を経た商品の安全性と効力の維持を保証することは非常に重要です。

お使いの、あるいは製造されている商品は、屋外での太陽光や水の影響に耐えられますか?何か特定の光や照明に影響されて、その色や効力、あるいは安全性を変化させることはありますか?商品の耐光性に影響を及ぼす可能性のある変更が従来のプロセスに加わったということはありませんか?実際に試験できるものを単なる憶測で済ますことはありません。

Q-Labは以下のような様々なレンズ関連分野において、顧客にサービスを提供しています。

Q-SUNキセノン促進耐候性試験機(キセノンウェザーメーター)

カメラとレンズ

Q-SUNキセノン耐候性試験機(キセノンウェザーメーター)を利用し、典型的な屋内暴露に比べて大幅な促進を可能にしながら、屋外の太陽光をシミュレートします。Q-SUN耐候性試験機(キセノンウェザーメーター)の広用途な水平試験片トレーにより、様々な大きさの製品を加工することなく、容易に試験を行うことができます。例えばカメラやメガネ本体そのままを試験することができます。

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フラットトレイ式キセノン試験機Q-SUN(ウェザーメーター)

QUV紫外線蛍光ランプ式耐候性試験機

黒縁メガネ

QUV紫外線蛍光ランプ式耐候性試験機を用いて屋外太陽光の紫外線部分をサンプルに照射し試験することも一般的に行われています。

特にQUVは結露試験も可能なため夏場のレンズが曝される環境をシミュレーションできます。

この試験方法は世界的に採用されているもので、メガネメーカー様、光学レンズメーカー様、カメラメーカー様に多くの導入実績がございます。

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紫外線蛍光ランプ式促進耐候性試験機QUV

Q-SUN(ウェザーメーター)、 QUVを使った試験は以下を含む主要な業界試験規格を準拠した試験が可能です:

  • Colts Laboratories – Tint/ Color Fade – QUV Accelerated Weathering
  • ISO 4892 – Plastics Methods of exposure to laboratory light sources
  • ISO 12311 – Personal protective equipment – Test methods for sunglasses and related eyewear
  • ISO 12870 – Ophthalmic optics — Spectacle frames — Requirements and test methods
  • JIS T7334 – 屈折補正用眼鏡レンズの反射防止膜の仕様及び試験方法
  • JIS B7285 – 眼鏡フレーム−基本的要求事項及びその試験方法
  • JIS K 7350-2  プラスチック−実験室光源による暴露試験方法− 第 2 部:キセノンアークランプ
  • JIS K 7350-3  プラスチック−実験室光源による暴露試験方法− 第 3 部:紫外線蛍光ランプ