Volkswagen 各種代表的な耐候性試験PV規格について

最新の自動車キセノン試験規格では従来の試験規格とは異なったサイクル及び試験機が指定され始めてきています。主に海外の自動車メーカーでは精確な屋外暴露との相関性を高めるために、様々な変更が見受けられます。特にVW社は複数の試験規格を改定している動きがあり、従来の水冷式キセノン試験機から新しい空冷式キセノン試験機にシフトしている動きがあります。空冷式のものは水冷式と同等スペックでありながらメンテナンス性、コストパフォーマンス性を高めた次世代モデルです。

Volkswagen PV3929(フォルクスワーゲン) 耐候性試験について

VW PV3929カラハリ砂漠環境下における自動車外装材耐候性試験規格でも相関性や再現性を高めるような試験サイクル及び試験機が新たに指定されています。 この試験サイクルでは車の外装材サンプルが曝されるような現実的な温湿度・照度条件が設定されています。例えばこの試験規格では照射サイクルにおいて槽内温度50℃、槽内湿度20%, ブラックパネル温度 90℃, 照度75W/m2@TUVで組まれています。

Q-Lab社取扱いの空冷式キセノン試験機Q-SUN Xe-3で、この試験規格に適合した試験ができます。受託試験のご依頼も受けておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

Volkswagen PV3930(フォルクスワーゲン) 耐候性試験について

VW PV3930フロリダ環境下における自動車外装材耐候性試験規格の試験サイクルでは車の外装材サンプルが曝されるような現実的な温湿度・照度条件が設定されています。例えばこの試験規格では照射サイクルにおいて槽内温度40℃、槽内湿度70%, ブラックパネル温度 65℃, 照度60W/m2@TUV、照射+スプレー試験というサイクルで組まれています。この試験規格はフロリダなどの高温多湿環境下におけるシミュレーションのため湿度が高く、屋外の雨をモデリングするスプレーサイクルも組まれています。
Q-Lab社取扱いの空冷式キセノン試験機Q-SUN Xe-3で、この試験規格に適合した試験ができます。受託試験のご依頼も受けておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

Volkswagen PV1306(フォルクスワーゲン) 耐候性試験について

VW PV1306 ポリプロピレン素材の粘着性を試験する耐候性試験規格の試験サイクルでは照射サイクルにおいて槽内温度45℃、槽内湿度20%, ブラックパネル温度 80℃, 照度40W/m2@TUV、で組まれています。この試験規格は主に内装材で利用されるサンプルが対象になることが多いため、光学フィルタは窓ガラス越しのものを指定しております。
Q-Lab社取扱いの空冷式キセノン試験機Q-SUN Xe-3で、この試験規格に適合した試験ができます。受託試験のご依頼も受けておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。