自動液中分散安定性評価装置 Turbiscan AGS
- 概要
TURBISCAN AGSは液中分散安定性評価TURBISCAN Labとロボットシステムを組み合わせたシステムで、ロボットアームで測定するサンプルボトルをサンプルラックから測定スロットに移動させ、測定後にまたサンプルラックに戻すという一連の動作を自動で行います。測定のタイミングはあらかじめ測定プログラムを組むことで昼夜問わず自動で実行可能です。
サンプルラックは3つに分かれており、それぞれが個別に温調することが可能です(最大60℃)。測定時にのみサンプルラックから取り出され、測定後は速やかにサンプルラックに戻されますので温度変化の影響はほとんどありません。大量のサンプルの高温測定による分散状態の不安定化をまとめて評価可能です。
ロボットシステムにはコンピュータが内蔵されており、各サンプルボトルの位置を認識して自動でサンプルの取り出し、収納を行います。また、バーコード管理と合わせて使用することでサンプルの誤測定の可能性を極力なくします。