リモートセンシング -- 火災、災害、山火事、送電線、海洋汚染、災害、動植物の生態系の調査 【Space instruments社製】 Airborne and Satellite Imaging Systems Firemapper2.0
- 概要
おもな特徴
■1,200℃まで飽和することなくフルカラーで描くことができます。
■くすぶった灰や太陽で熱せられた岩なども飽和せずにして識別できます。
■FireMapperは熱強度を正確に校正していますので、火災の広がりの境界線やホットスポットを見ることができ、火災の場所と延焼方向がわかります。
■画面上のイメージにペンで触るだけでその場所の正確な温度がわかります。
■高感度なので小さな燃焼場所が識別でき、大規模森林火災になる前に発見できます。
■デジタル画像のためリアルタイムでダウンロードできます。
■それぞれの画像はGPSデータと同期しており地形図や3D地図に重ねることができます。
■FireMapper2.0は低い高度でも運用できる“Tactical”モードを用意しています。
■ビルの屋上やタワーに取り付け火災を早い時期に自動的に発見できます。
おもな仕様
■ベースラインのバンド幅 8.0 to 12.5 µ (wideband),8.8 to 9.1 µ, 11.3 to 12.4µ
■ダイナミックレンジ ~ 1200° C
■画像解像度 320 x 240 pixels
■データ エンコーディング 16 bits
■空間分解能 3.85 mrad (高分解も可)
■測定角 cross track 63.3 degrees
■重量 3.2Kg.
■外寸 17.8cmL x 17.8cmW x 15.3cmH
■消費電力 10 watts
応用例
■送電線、海洋汚染、災害、動植物の生態系の調査
■Firemapper2.0はリモートセンシングとして次のような観察や調査に利用できます。
○発電所から排出される温水や海流の流れが与える海岸線での生態系への影響
○地下の油田やパイプライン
○都市集中暖房システムからの漏れ
○象アザラシのような動物や海洋生物の空中探査
○送電線網やトランスからのリーク
災害現場
○リモートセンシングでは最大感度を得るためワイドバンドを採用しています。
○デジタル画像はリアルタイムでダウンロードできます。またGPSデータは各画像に対応しており、平面地形図や3D地形図に重ね合わせてモザイク画像を作成できます。
センサー特徴
■超小型軽量TIR
■廉価
■安い費用で大規模災害、森林火災やオイルの流出、植物、地形の多重スペクトル像を得られます。
■天文学や地球温暖化調査など、その他のリモートセンシングにも利用できます。
■未撮影時の汚染防止カバー
■頑強な構造のわりには重量が軽いので手で持ち運びしても撮影することができます。
操作性
■ほとんどの操作が自動的化されているので専門技術者が装置の前で操作する必要はありません。
■画面はタッチパネル方式でリアルタイム画像見ることができます
処理速度と画質
■16ビット高速処理
■一度に全画像を撮ることで温度感度が向上
■温度精度は他の熱センサーに比べ10倍まで向上
■校正システム(特許)はパターンノイズを飛躍的に低減させ、より小さい温度差を検出できます。
■水温、汚染地域の温度、流出オイルの厚さを正確にマッピングでき、高い高度から小規模の炎を正確に速く検出することができます。
■画像はグレースケール、または任意の3色で表示させることができます。
■個々の画像やGPS座標はズーム、保存、再表示させることができます。
検出器
■冷却装置が不要。
■国防省が開発した最新鋭のマイクロボロメータ検出器を利用、周囲の環境温度で使用できます。