製品情報

酸素水素安定同位体比分析装置 L2140-i

酸素水素安定同位体比分析装置
L2140-i

・キャビティリングダウン分光方式(CRDS)による簡便操作
・液体、気体、固体の17O-excess、δ17O、δ18O、δDの測定が可能
・研究室や屋外のいずれの場所でも使用できます

  • 概要
  • 特徴
  • 仕様

Picarro社の安定同位体比分析装置L2140-iは、水の酸素・水素安定同位体比である17O-excess、δ17O、δ18O、δDを高精度に連続が測定可能な安定同位体比分析計です。

米国スタンフォード大学で開発されたレーザー技術を応用した、波長スキャン・キャビティリングダウン分光方式(WS-CRDS)を採用。従来方式の一般的な同位体比質量分析計に比べて取り扱いが容易になりました。

食品の産地判別に安定同位体比アナライザーを利用した事例(NTT様ご提供)

  • 特徴

◆液体、気体、固体の17O-excess、δ17O、δ18O、δDを全自動で連続測定します。

◆キャビティ(測定チャンバ)の温度と圧力を高精度に制御しており、使用環境の温湿度に影響されない堅牢な測定部。

  • 仕様

◆測定方式: WS-CRDS(波長スキャン・キャビティリングダウン分光方式)

◆測定対象: 17O-excess、δ17O、δ18O、δD、水分濃度

◆測定精度: 0.015‰(17O-excess)、0.025‰(δ17O)、0.025‰(δ18O)、0.1 ‰(δD) *1σ

◆測定間隔: 約10分/1試料

◆サンプル圧力: 300Torr~1000Torr

◆本体寸法: W44×H19×D44cm

◆重量: 20.4kg

◆消費電力: <200W

技術情報 Technical information
  • ガス分析計の原理