ナノ粒子径+濃度カウンター+蛍光検知 ARC
- 概要
- 特徴
- 仕様
- 導入事例事例
原理
Microfluidic Resistive Pulse Sensing マイクロ流体電気抵抗パルスセンシング(MRPS)法を使用しています。薄い懸濁液のサンプルに圧力をかけると、サンプル中の粒子が測定カートリッジ内のアパチャーを通過します。粒子がアパチャーを通過したとき、電気抵抗が変わり、この信号を電圧として換算します。信号の大きさは粒子径に依存し、粒子検知数が直接粒子濃度になります。
フィッティング法の粒度分布計と異なり、分解能が高く、個数濃度も得られます。光学式ではないため色の影響はなく、物性値も必要ありません。標準液を使用の場合、測定毎の校正は必要なく簡便に、短時間で測定できます。米国Spectradyne社製品。
さらに3つの光チャネルを利用して、粒子の蛍光を同時に測定することができます。
粒子全体の中で、蛍光を発する粒子がどのくらい存在するか調べることができるので、複雑な試料の分析も可能です。
測定例
GFP 発現マウス白血病ウイルス (MLV)
ARCでは、蛍光色素と結びついている粒子のみを検出できるため、電気信号のみの結果ではバックグラウンドも含んでしまいますが、蛍光検知によって、蛍光色素と結びついたウイルスのみの結果を確認することができました。
その他測定例や最新情報はメーカーのホームページもご参考下さい。Spectradyneホームページへのリンク
- 特徴
- 仕様
- 導入事例