レーザー回折・散乱式+画像解析式 粒子径分布・形状測定装置 Bettersizer2600

- 概要
- 特徴
- 仕様
- 導入事例事例
レーザー回折・散乱式(LD)粒子径分布測定装置Bettersizer2600は、LDのISO13320 に準拠した装置で革新的な光学システムを採用しておりサブミクロンからミリメートル粒子までの幅広い粒子を正確に測定します。高品質かつコストパフォーマンスにも優れた製品で、さらに3年間保証付きで運用面でも安心を提供します。
フーリエおよび逆フーリエ光学システムによる幅広い測定範囲
Bettersizer2600は、革新的な光学ベンチ設計を採用しています。照射されたレーザーはフーリエレンズを通してサンプルに充てられ(逆フーリエ構造)、粒子によって前方、側方、後方に散乱されます。後方散乱光は独自の技術でフーリエレンズを通って後方の検出器で検知するため粒子重なりの影響が少なく高感度に検出可能です(フーリエ構造)。セルは入射レーザー光に対して35°の角度で配置されており全反射を防ぎ正確な散乱光を検知するため正確な粒子径測定結果を提供できます。
直感的でパワフルなソフトウェア
- 日本語表示可能 見やすいアイコン 自動洗浄機能
- SOP(標準操作手順書)による測定で誰でも同一測定
- リアルタイムモードによる最適な測定条件の決定
- 自動データバックアップと編集可能なレポート
湿式(Wet)分散モジュール
多彩なモジュールで様々なニーズにお応えします。モジュール交換は簡便で、交換の後の光軸調整も自動です。
- BT-802は超音波分散器とサンプル循環ポンプを備えた全自動標準分散モジュールです。全容積は600mlで、分散媒として蒸留水やアルコール類を使用することができます。
- BT-80Nは、BT-802より容積が小さい(約250ml)分散モジュールで、分散媒としてヘプタン、トルエン、オイルなどの非極性溶媒を使用することが可能です。溶剤対応の全自動洗浄モードタイプBT-80Nproもご用意。どちらも超音波バス機能付き
- 湿式少量モジュールは、ガラスセルにより8mL程度で測定が可能で、Zスターラーで攪拌もできます。やや高粘度な溶媒も使用しやすくなります。
乾式(Dry)分散モジュール
ドライな粉体が振動フィードによって測定前に分散され、チャンネル内に落下します。そして圧縮空気(ベンチュリノズル)によって水平測定セルに運ばれます。その過程で粒子は容器の壁への衝突、空気の流れのせん断力、粒子同士の衝突によってよく分散された状態で測定されます。
- BT-902は移送速度、分散圧力(~5bar)が調整で自動洗浄機能付きの標準モジュールです。サンプルの凝集性や脆弱性によって分散強度を調整することができます。
- BT-903はBT-902より少ないサンプル量(20mg~1g)で測定可能です。研究開発、医薬品等希少で、貴重なサンプルの測定に適しています。
動的画像解析(DIA)モジュール PIC-1
湿式の動的画像解析機能を付与可能です(画像の対応範囲2~3500μm)。画像解析により形状評価ができ、さらに粗大粒子検知感度が格段にあがります。2台カメラにより幅広い粒子径を高感度に検知します。
個々の粒子の画像と結果をソフトウエアで表記できます。24 項目の粒子パラメータ分析により粒子径や粒子形状に関する詳細なデータが得られます。
粗大粒子検知
レーザー回折と画像解析の測定により1μm弱からの粒子径分布を検知しております。さらに画像により不合格品の粗大粒子を高感度に検知しました。
幅広いアプリケーションと評価事例
医薬品、食品・飲料、塗料、オイル、電池など、幅広い用途の測定が可能です。
~アプリケーション評価事例多数公開中~
詳細・ダウンロードはこちらから
高分解能・高感度測定
サンプルAとサンプルBの比率を変化させた時の測定結果です。サンプルA、B等量、B比率大で粒子径分布が変動している様子がわかります。
紹介ビデオ
Bettersize Instuments社について
Bettersizeは、1995年に粒子分析専門の会社として設立された中国のメーカーです。様々な分析技術を駆使し、リーズナブルで高品質な製品を開発しております。市場ニーズに対応し事業領域を拡大することで、粒子計測装置における世界年間販売実績第一のブランドになりました。同社の分析装置とサービスは、急成長中の新興企業からグローバル企業、大学、先端研究センターまで、世界中のお客様から信頼を得ております。アフターサービスにも定評がり導入後も長く安心して装置をご使用いただけます。
- 特徴
- 測定:粒子径
- 粒度範囲:
湿式分散:0.02~2600μm
乾式分散:0.1~2600μm
湿式動的画像解析:2~3500μm - 分散タイプ:乾式&湿式
- 技術:レーザー回折・散乱、 動的画像解析(オプション)
- フーリエ及び逆フーリエ光学システム両方を利用した(特許取得済)最新技術により、ナノ粒子~ミリメートルまでの幅広い粒子径測定が可能
- 0.016°~165°の角度範囲をカバーする92個の検出器を備えた光学ベンチ
- 湿式分散・乾燥分散・両方を必要に応じて選択可能
- 少量サンプル用乾式分散モジュール:研究開発、医薬品等希少で高価なサンプル測定に有用
- 分散モジュール間の切り替えが容易で迅速に可能
- 新規材料の標準操作手順の実装、作成、および使用が簡単
- 光学システムの自動調整機能
- 使いやすいソフトウェア、日本語表示可能
- 粒子径と粒子の種類に応じてFraunhofer回折理論またはMie散乱理論を適切に使用し、高精度分析が可能
- 仕様
Bettersizer2600 | |
測定原理 | レーザー回折・散乱式、フーリエおよび逆フーリエ光学系 |
解析理論 | ミー散乱理論、フラウンホーファー回折理論 |
用途 | サスペンション、エマルション、乾燥粉末 |
測定範囲 | 湿式:0.02~2600μm、乾式:0.1~2600μm、湿式動的画像解析:2~3500μm |
サイズクラス数 | >100 |
標準的な測定時間 | <10 秒 |
測定精度/繰り返し再現性 | 湿式:<0.5%/<0.5%;乾式:<1.0%/<1.0%(GBRM D50) |
循環/分散/容積 | 湿式:遠心ポンプ/超音波(50W)/600ml 乾式:ベンチュリシステム、0~5bar |
レーザー::個数/タイプ/波長/電源/クラス | 1 /ファイバーレーザー/635nm(赤)/3mW/クラス1 |
有効焦点距離 | 2223 mm |
検出器システム | 対数空間配置 |
検出器チャンネル/角度範囲 | 92 (前方、左右、後方)/0.016°~165° |
適合性 | 21 CFR Part11,ISO13320,USP<429>,CE |
データエクスポート | エクセル、PDF、ワード、JPGなど |
寸法/重量 | 705x318x295mm(長さx幅x高さ)/23kg |
推奨動作システム | Windows7以降、Intel Core i5、4GB RAM、USB2.0 |
- 導入事例
医薬品、食品・飲料、塗料、オイル、電池など、幅広い用途の測定が可能です。
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