高温滴定自動接触角計 DSA30HD/DSA100HD
- 概要
- 特徴
- 仕様
- 導入事例事例
溶融樹脂など通常温度では固体である物質が高温で溶融したときの濡れの挙動を評価することができるシステムです。電熱ヒータを内蔵した高温滴定装置と同じく電熱ヒータを備えた高温チャンバの組み合わせを高機能接触角計DSA30ないしはDSA100に搭載することでサンプルの溶融と高温条件下測定を可能にします。
なお、油など常温で液体のサンプルの高温条件下での測定は高温チャンバのみでも測定可能です。
本装置は基本システムをDSA30/DSA100と共通のものを使っています。そのため、通常の接触角測定用のシステムも取り付け可能です。
- 特徴
- 黄銅のシリンダ内を設定した温度まで加熱し、溶けたサンプルを滴下します。
- サンプルステージは別途高温チャンバにて高温環境に保たれ、設定温度での接触角測定が可能です。
- もちろんペンダントドロップ法による表面張力・界面張力測定も可能です。
- 黄銅シリンダは測定後、付属のクリーニングセットで清掃します。
- 仕様
・設定範囲:50~400℃ (ただし到達温度は設置環境によります)
・測定チャンバサイズ:100 x 100 x 25mm
・必要ユーティリティ: 100V電源
・不活性ガスの注入可能(測定チャンバのみ)
【機能】
- 接触角測定(接線法、幅高さ法など各種)
- 接触角連続測定機能
- ムービーシーケンス機能
- 表面自由エネルギ計算機能
- 表面張力・界面張力測定(ペンダントドロップ法)
- 液体データベース内蔵(ソフトウェア内)
- 導入事例
- 低温溶融金属、溶融ポリマーでの接触角測定
- 高温条件下での油の濡れ挙動評価
技術情報 Technical information
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