マイクロ滴定自動接触角計 DSA30M/DSA100M
- 概要
- 特徴
- 仕様
- 導入事例事例
通常の接触角測定で使用する液滴量は1-2μlが一般的ですが、その液量では1mm以上の径の液滴が固体表面上に形成されます。もしサンプルの測定領域が数マイクロレベルの微小領域の場合、通常の接触角計ではまったく対応ができません。また、評価する固体面が広範囲であっても、濡れ挙動が微小液滴で起こる場合も同様に数マイクロレベルの液滴での測定とは異なる挙動を示すことがあります。
KRUSSのマイクロ滴定接触角計DSA100M/30Mはピコリットルオーダーの液滴を滴下し、微小領域の濡れ挙動の評価が可能なモデルです。専用のピエゾ滴定装置を使用してピコリットル単位の液滴を作成し、対物レンズ付き高倍率カメラで捉えた微小液滴の測定を行います。微小液滴は非常に速く蒸発するため、高速度カメラが必要な場合もあります。また高精度に測定位置の制御を行う場合は高精度位置制御システムを組み合わせると便利です。
KRUSSのマイクロ滴定接触角計DSA100M/30Mは滴定装置の追加で通常の接触角計としても使用できます。通常レベル、ならびに微小領域の評価の両方を行う必要がある場合には滴定装置の追加も行ってください。
- 特徴
- 仕様
測定範囲:0~180°
分解能 :0.01°
滴定装置:ピエゾ式マイクロ滴定ヘッド
滴定液量:60plあるいは20pl(最小液量は液体の物性による)
20plの場合は温度調整可能(25-100℃)
レンズ倍率:7倍連続ズーム(DSA30の場合は6.5倍) x 20倍対物レンズ
カメラ:CMOS、最大2,300fps高速撮影
ステージサイズ:30x90mm(WxD)
ステージ可動範囲:30x50mm(X-Y)
測定項目:静的接触角、経時変化測定、表面自由エネルギ評価
- 導入事例
- 電子基板での接触角測定
- インクジェットの接触角測定
- 歯科用インプラントにおける接触角測定
- 毛髪やファイバー上での接触角測定
技術情報 Technical information
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