超音波方式 粒子径分布・ゼータ電位測定装置 DT-1202 /DT-310 / DT-300
- 概要
- 仕様
- 導入事例事例
超音波の減衰やコロイド振動電流からゼータ電位や粒子径分布(DT-1202のみ)を測定します。微粒子分散系の分散・凝集状態を的確に把握し、制御することは新製品開発のキーテクノロジーです。実用系での粒子の分散状態・表面電気化学特性が評価できるために、顔料、ナノ粒子、電子材料、CMPスラリーを含め、最先端の製品研究開発分野で多数の販売実績があります。
DT-1202は超音波減衰法を用いた粒度分布測定とゼータ電位測定の両方に対応、DT-310/DT-300はゼータ電位測定のみに対応しています。
DT-310は滴定装置付き、DT-300は滴定装置なしのモデルです。
特徴
- 原液で測定可能 (希釈不要、0.1~50vol%まで測定可能)
- 高精度測定 複雑な光散乱から開放
- 超ワイドな測定 5nm~1000μm(ゼータ電位は<100μm)
- ゼータ電位の同時測定 等電点や安定性の評価
- 良好な再現性
- サンプルの色の影響は、全く有りません
事例紹介
ebook[「少量タイプ超音波方式高濃度粒子径・ゼータ電位測定装置」(DT-1210)ダウンロード
※李 載永(2023). 少量タイプ超音波方式高濃度粒子径・ゼータ電位測定装置「DT-1210」 コンバーテック2023年12月, 46-50.
eBook「超音波方式粒子径分布・ゼータ電位測定装置を用いた高濃度スラリーの評価及び応用」(DT-1202)ダウンロード
粒子径及び最適界面活性剤量における粒子濃度の影響を紹介します。
eBook「コロイド振動電流法による高濃度スラリーのゼータ電位測定」(DT-310)(化学装置2021年9月別冊掲載)ダウンロード
- 仕様
測定項目 | 粒子径分布測定(超音波減衰分光法による測定) ゼータ電位測定(コロイド振動電流法による測定) |
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粒子径分布測定 | 測定範囲:0.005~1000μm (但し、平均径で理論計算上:粒子と溶媒の密度差や粒子濃度に依存する) 粒子径分布:対数正規分布、改良型対数正規分布、及び二峰性分布計算可能 超音波周波数:1~100MHz 超音波減衰率:0~20±0.01db/cm/MHz 測定時間:測定時間はサンプルの性状に依存し、標準設定では、測定時間は7~20分程度。 |
ゼータ電位測定 | 精度±0.5% コロイド振動電流再現性±1% 測定時間約30秒~5分程度 |
サンプル | 溶媒粘度:~20,000cp 粒子濃度:0.1~50Vol% 但し、測定上限/下限は、サンプルの性状に依存。 サンプル量:約5~150mL程度。但し、サンプリング方法によりサンプル量は異なります。 測定温度:50℃以下 pH:1.5~13 |
操作性 | 測定サンプルの供給と測定セルの洗浄を除き全自動 データ処理装置:ディスクトップ型パソコン、専用ソフトウエア、17インチカラー液晶モニター |
装置本体寸法 | 概略:W1200×D900程度の作業スペースで装置1式設置可能 DT-1202本体寸法:W約530×D約260×H約450mm(循環ポンプ付き)重量:約30kg |
オプション | pH滴定ユニット、導電率測定ユニット、非水系導電率測定ユニット、液体誘電率計 |
電源 | AC100V 50/60Hz DT-1202本体:最大300W |
注意)粒子径測定はDT-1202のみの機能です。
- 導入事例
● 超音波式粒子径分布・ゼータ電位測定(DT-1202)
- セラミックス/無機材料
- 電池材料
- 燃料電池
- CMPスラリー
- 顔料分散
- インキ
- トナー
- 磁性材料
- 化粧品
- タイヤ
- 電子材料
- セラミックコンデンサー
- その他
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