簡易表面張力計 K20
- 概要
- 特徴
- 仕様
- 導入事例事例
簡易表面張力計のベストセラーモデル
表面張力計のリーディングカンパニーであるKRÜSS社のラインアップの中で最も多く使われているモデルです。機能を絞ることで低価格化を実現しています。
高分解能天秤を搭載しており、準手動の簡易機ながら再現性の良い表面張力の測定が可能です。プレート法やリング法による表面・界面張力測定に加えて、液体の密度測定にも対応しており、サーモジャケットオプションを追加すれば循環水槽を接続して温調を行うこともできます。
操作は本体上のLCディスプレイから行います。測定子の浸漬動作以外はすべて自動で行われ、測定結果はLCディスプレイに表示されます。測定データは本体内に保存され、外付けプリンターによる印刷、またはPCに接続して専用ソフトウェアLabDeskを通じたPC出力が可能です。
PC不要でバッテリー駆動が可能なスタンドアローンタイプなので、電源がない場所に持ち運んで測定を行うこともできます。
豊富なオプション・アクセサリ類(一部抜粋)
表面張力測定用の測定子
厚みがあり高耐久な白金プレート、白金リング、少量液量用の折り曲げ白金プレートなど、目的に応じて最適なものを選択できます。
各種サンプルベッセル
標準のガラス製や汚れが付着しにくいPTFE製など、素材毎に容量が異なるサンプルベッセルをご用意しています。使い捨て用のアルミ製ディスポベッセルもあります。
データ出力用プリンター
プリンターを接続すれば測定したデータを自動的に感熱紙に印刷することができます。
白金リング矯正冶具
白金リングはその細い形状ゆえに変形しやすく精度が落ちてしまうことがあります。矯正冶具を使用すれば簡単に形状を修正することができます。
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その他界面科学レポートはこちら。
文献リスト
こちらとこちらをクリックすると本機または同測定原理の機種が使用されている文献リストのPDFファイルが開きます。最新の掲載文献についてはお問い合わせ下さい。
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- 特徴
・ステージ移動は手動(表面検知は自動)ですが、測定は内臓マイクロプロセッサによって自動で行われます。
・操作は本体上のLCディスプレイにてボタン操作で行います。得られたデータはプリンターに出力したり、PCに転送してデータ処理したりすることが可能です。
- 仕様
K20シリーズラインアップ
表面張力測定範囲:1 ~ 999 mN/m
表面張力分解能:0.1 mN/m
液体密度測定範囲:1 ~ 2200 kg/m3
液体密度分解能:1 kg/m3
ステージ移動範囲:75 mm
ステージ移動速度:2.4 ~ 14 mm/min
最大測定荷重:50 g
温度範囲: -10 ~ 90℃(要サーモジャケット)
温度分解能: 0.1℃(要温度プローブ)
天秤校正:自動(要外部分銅)
所要電源:100 Vac, 50/60 Hz, 15 W
寸法:W270 x D350 x H430 mm
重量:11 kg
主な機能
・表面張力・界面張力測定(プレート法、リング法)
・液体密度測定(要測定子)
・サンプルステージ自動制御機能
・サーモジャケット、温度コントロール機能、温度プローブ搭載可能(オプション)
- 導入事例
アプリケーション事例
界面活性剤の品質管理、化学品(液体)、評価(化学工業、石油工業、医薬品、洗剤、食品、バイオ、インク、塗料、エレクトロニクス等)
技術情報 Technical information
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