製品情報

熱伝導率測定プラットフォーム MP-1

熱伝導率測定プラットフォーム
MP-1

固体、液体、ペースト、粉末の熱伝導率、熱拡散率、比熱の測定を1台でカバー。ISO-22007-2の過渡熱板法(TPS)とASTM D7896の熱線法(THW)に対応。

  • 概要

概要

熱伝導率、熱拡散率、比熱の測定が可能なプラットフォームです。
センサーやサンプル容器(セル)を切り替えることで、固体、液体、ペースト、粉末、全てのサンプル形態に対応できます。

またオプションの温調プラットフォームによって、-160℃の低温から1,000 ℃の高温の範囲まで測定温度を拡張できます。
搭載のソフトウェアは試験条件を簡単に設定できるのみならず、本装置に付けられているポートスイッチの活用により、同時に複数の機器管理も行えます。

仕様

試験方法 過渡熱板法(TPS) 熱線法(THW)
サンプル形態 固体、ペースト、粉末 液体、ペースト、粉末
試験モジュール 3D:バルク、異方性、板
1D:標準、薄膜
General:比熱
バルク
測定範囲 0.005~1,800 W/m・K 0.01~2 W/m・K
サンプルサイズ* 5×5 mm~ 20 mL
サンプル厚み* 0.01 mm~
追加機能 熱拡散率 | 比熱 | 熱浸透率 熱拡散性 | 比熱
センサー接触抵抗 測定可能
温調プラットフォーム(TP) 0~300 ℃
-160 ℃ | -50 ℃ | 20 ℃ | 0~300 ℃
10~200 ℃ | -15/0~200 ℃
0~300 ℃ | -45~300 ℃ | -160~300 ℃
温度範囲拡張 -160~1,000 ℃
測定時間 0.25~1,280 秒 1 秒
データポイント 最大600点/秒 400 点/秒
精度(熱伝導率) 5 % 2 %
繰り返し性 1 % 1 %
サンプルセット 対称(両面) | 非対称(片面)
試験規格 ISO 22007-2:2015 ASTM D7896-19

使用例

  • リチウムイオンバッテリー
  • 薄膜、フィルム
  • セラミック素材
  • 複合素材
  • 建材
  • 相変化素材
  • 金属
  • プラスチック
  • ポリマー

アプリケーション事例(限定公開)

熱伝導率測定プラットフォームMP-1を使用したアプリケーション事例をご紹介します。
下記よりダウンロードの上、ご確認ください。