ミニローターリー粘度計 MRV TP-1
- 概要
- 仕様
潤滑油の品質、性能評価項目である低温流動性、降伏応力及び見かけ粘度を測定する装置です。
エンジンオイル品質規格JPI-5S-42-04、SAE J300、ILSAC(GF)等に基づく潤滑油の低温性能の決定に必要な装置です。
特徴
- カーボンファイバー製ローターシャフトでテストセルへの熱伝導が最小限に抑えられます。
- 直接冷却方式でエタノール等の液体冷媒不要です。可燃性の冷媒が不要であり、より安全に氷点下での粘度、ゲル化指数変化を測定できます。
- テストセルの脱着が可能で取り扱いや清掃が容易
- 卓上式でコンパクトなデザイン
用途
- エンジンオイル品質規格(ILSAC、API等)に基づくエンジンオイルの低温流動性、降伏応力及び見かけ粘度の測定。
- 自動車の動力伝達系で使用される潤滑油の低温粘度測定。
- 仕様
・寸法・重量:46cm×46cm×40cm、43kg
・電源:208-220 VAC、50/60Hz、7A
・加熱能力:600 W
・温度範囲:-40~80℃(温度安定性:±0.1℃)
・冷却速度:最大5.0℃/分
・安全装置:高圧カットオフ、高温リミット
・準拠試験規格:ASTM D 3829、ASTM D4684、ASTM D6821、ASTM D6896、ILSAC GF、API SM、SN及びSP、JPI-5S-42-04、GB-11121