製品情報

ハンディ接触角計 MSA Flex

ハンディ接触角計
MSA Flex

どこにでも持ち運んでの測定が可能なシンプルなハンディ接触角計です。

  • 概要
  • 特徴
  • 仕様
  • 導入事例事例

シンプルでコンパクトな全自動ハンディ接触角計

MSA Flexは接触角測定機能をハンディタイプに落とし込んだシンプルでコンパクトな装置です。
サンプル溶液や試薬などお好みの液体をカートリッジにセットして、接触角や表面自由エネルギーを測定することができます。
液滴の作成、着液、データ取得はワンクリックの全自動で行われます。

 日本語ソフトウェア「ADVANCE」

MSAはUSBケーブル接続されたPCから操作を行いますが、専用ソフトウェアADVANCEは快適な測定を強力にサポートします。

自動プログラム画面やライブカメラ画像を表示する各種ウィンドウ(タイル)は固定されており、上下にスクロールしながら操作を行います。従来のソフトウェアにありがちなタブで表示を切り替えながら操作や確認を行う必要がなく、設定や測定データなどは一目で確認できます。
データはExcel形式にて出力可能で、測定データに加えてグラフも同時に作成されます。
ソフトウェア内のデータ比較も簡単で、比較データも測定データと同様Excel形式で出力できます。
言語は日本語のほか、英語、中国語、韓国語などにも対応しており、設定はいつでも簡単に切り替えることが可能です。
滴定量や滴下後の待機時間、経時変化の測定なども自由自在にカスタマイズが可能です。

ADVANCE紹介動画はこちら(日本語字幕選択可)!ADVANCE_CA

装置に関するご質問はこちらよりお気軽にお問い合わせください。

  • 特徴

・任意の液体を使用して接触角や表面自由エネルギーを測定

・人為誤差を排除する完全自動測定

・アルミ素材採用で頑丈なため、現場での測定にもおすすめ

・日本語対応ソフトウェアで誰でも簡単に測定

  • 仕様

主な仕様

測定項目:静的接触角、経時変化測定、表面自由エネルギー(オプション)

接触角測定範囲:0~180°

分解能:0.01°

カメラ:CMOS 1000x700px

底部サイズ:106x59mm

装置高さ:112mm

重さ:850g(コード除く)

主な機能

・接触角計算方法(ヤングラプラス法、楕円法、接線法、真円法、幅高さ法)

・表面自由エネルギー計算機能(OWRK, Fowkes, ExFowkes, Acid-Base, Zisman, EoS, Wu, Schultz)

・動画録画機能

・バックグラウンド動画録画機能(常に自動録画され続けている動画を後から解析する機能)
→機能紹介動画はこちら(日本語字幕選択可)!

・液体試薬データベース内蔵(ソフトウェア内150種類以上)

・USBバスパワー式

・日本語対応ソフトウェアADVANCEによる完全自動測定

  • 導入事例

アプリケーション事例

・プラズマ処理の評価

・自動車の内装部品の測定

・自動車ボディの洗浄前後の評価

・ワックス面の評価

・陶器の清浄性の評価

・大型のサンプル(切断が難しいもの)

技術情報 Technical information
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  • 接触角計の選び方
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  • KRUSSの参考文献リスト
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