熱機械流動光学的観察装置 RHEOPTICAD
- 概要
- 特徴
- 仕様
- 導入事例事例
熱機械的処理下における液体から固体までの複雑機構画像化のための高水準装置です。せん断が2枚の平行板の移動によりかけられ、温度はペルチェ素子を使って制御されます。せん断、振動、温度変化における高分子等の流動観察、ゲル化速度、変化を観察。市販の顕微鏡に取り付け使用します。市販の顕微鏡ガラスが使用でき、簡便にサンプルリングできます。
【原理】
せん断、温度を変えながら液体の動きを顕微鏡で観察します。市販の顕微鏡に取り付け可能です。
- 特徴
AgroParisTech, INRA, CAD instrumentsの共同開発
大きいギャップ範囲のため簡便なサンプルリング
せん断プレートの完璧な平面性と平行性
ZVP原理に基づいた観察
動作法:直線的、歪ジャンプ、振動
応力計算のための電気トルク測定
ペルチェによる変温速度管理
市販の顕微鏡ガラス用に設計
レオロジー測定機と類似した熱機械キャラクタリゼーション
- 仕様
ギャップレンジ | 0.01~5mm |
歪み | 0.01~640 |
せん断速度 | 0.01~1000 1/s |
周波数 | 0.01~10 Hz |
測定温度 | 10~80 ℃ |
温度制御 | 0~15 ℃/min |
測定モード | 連続, 歪みジャンプ(strain jump), 振動 |
せん断セル寸法 | 角型 20cm幅、5 kg |
*顕微鏡が必要です。
- 導入事例
● 高分子
結晶化、配向、収縮―緩和プロセス、干渉現象、流れ観察 ゲル化速度、運動性、ゾルゲル転移、状態変化
● 食品
熱機械的条件下における構成物の局在化、動的評価、変化、構造要素の移動(脂肪、タンパク質、ミルク)、ゲル化速度(ヨーグルト、デザート)
> 測定例
流動プロファイル
振動せん断下におけるPMMAの挙動。理論との比較
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