日焼け止め試験の検証に使用

日焼け止め用途向け標準サンプル(Sunscreen Reference Products)は、In vitro試験/In vivo試験の双方で使用され、試験方法の検証/確認のために使用されます。

In vitro試験では、標準サンプルを（塗布ロボット SPREADMASTERを使用して）標準PMMAプレートHD6もしくは、サンドブラストPMMAプレートSB6に塗布し、吸光度の測定を行います。PMMAプレートの温度はHD-THERMASTERを使用することで、より精度の高い測定が可能になります。

In vivo試験では照射した光と被験者の肌を通した反射光(散乱反射光)での試験、DRS法(Diffuce Reflectane Spectroscopy)にて標準サンプルがよく使用されます。

Weneos社では4種類の標準サンプル(P2,P5,P8,S2)があり、各ターゲット値は下記表をご参照ください。

Weneos社（旧HelioScreen社）とは

化粧品関係の装置、サブストレート品などのメーカーであるWeneos社（旧HelioScreen社）はフランスに拠点を構え、化粧品評価/分析に関する世界トップクラスの技術を保有しております。

国際規格（ISO）などにも積極的に関与し、太陽光試験に関する研究や試験規格の策定などにも関与し、化粧品の日焼け止め分野において世界的に活動しております。

三洋貿易が日本国内の総代理店として国内化粧品業界へのサポートいたします。